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2007年05月 アーカイブ

2007年05月01日

ホテルルームにて。

常連さんのかぶ君、しんちゃんです。私はこの子達にたくさんの母性を感じます。皆さんはこの写真だけで母性を感じますか?母性・・・例えば動物園でガラスごしに大きな虎が近付いて来たとします、その時誰しもが怖いって思いますよね?たとえガラスごしとはいえ怖いと感じるのが当然で普通な感情です。でももし近付いて来るのが産まれて間もない虎の赤ちゃんだったらどうでしょう?例外なくほとんどの人がかわいいって思うはずです。これは自分よりか弱き者に対して自分がその者に対して何かしてあげたくなる母性なんです。誰しもが産まれたての子に厳しく躾ようとは思いませんよね。躾と称して犬に何か不都合な事を与えて教えようとする人は母性が欠けている人であると考えます。よーく自分の犬の表情を見てその子が出すいっぱいの母性を味わってみて下さい。そうすると犬に対して一切怒れなくなります。私は犬がゴミ箱をあさろうが、鳴き続けようが、マーキングしようが、一切怒らずに全ての行動を認めます。不思議なもので全てを認めると犬って問題行動がいつのまにかなくなるんです。そして寛大になっていく自分に対して心地良さを感じるものなんです。
皆さんも試しに一切を怒らず認めるという生活を一ヶ月ぐらいしてみて下さい。その時に寛大になれてる自分がとっても好きになれますよ。

ホテルルームにて。

臭い付けで忙しいしんちゃんです。

2007年05月02日

ホテルルームにて。

お腹を見せて遊びをさそうナナちゃん、それに答えようとするスミレちゃんです。

2007年05月03日

トリミングにて。

マーリンを美容するコツはなんといってもブラッシングです。マーリンの音なき声に従って、その時々のブラシが毛をつかむ量が肝心です。通常の子より時間を要しますが、嫌がる子を押さえつけるよりは全然ましですよね。

2007年05月04日

トリミングにて。

ひなちゃんを一月程前に私がグルーミングした時はまだパピーなのに今後この子のグルーミング犬生はいったいどうなってしまうのだろう?と思うくらい状態が悪く、作業のほとんどを臆してしまい困ったものでした。私はひなちゃんの美容の様子をビデオにとり、ひなちゃんの持つ個性と対応の仕方、ブラッシングなどのノウハウをひなちゃんにあったやり方というのを教えました。そのかいあってひなちゃんは今日トリミングしてみて状態がいいんです。爪切りや耳のケアーなどまだまだ課題はありますが、この一月の間によくぞここまで状態が良くなったものだと感心いたしました。私がひなちゃんと一ヶ月いてもここまでにできる自信はありません。ひなちゃんはとっても優しいお母さんに育てられて幸せですね。

トリミングにて。

私達はチョコちゃんが大好き。チョコちゃんも私達の事が大好きというお互いが心から気を許せるお友達です。

2007年05月05日

ホテルルームにて。

今回始めてのお泊まりのちびじろう君。日頃ご主人様にべったりなのでどうなるのかなぁって思ったんですが、いざ泊まってみると明るい表情のままちゃんと自分を表現できているんです。親のいないところで子は育つんですね。

2007年05月06日

ホテルルームにて。

遊ぼうぜ!とアピールするマイロ君。昨夜四時頃マイロ君の鳴き声で起こされました。寂しかろうと思い、その後一緒に添い寝をしました。

ホテルルームにて。

奥でお昼寝中のハイジとクリス。そしてママと離れても自分を表現できるように成長したアーサー君。

短鼻種の眼球の疾患。

ブーすけ君は目に傷があります。ブーすけ君を例にとって悪いのですが、世の中のシーズーやペキニーズといった目の出てる子のためにも、ここで怖い眼球の傷についてお話しします。明日はうちの子であると考えよ〜く読んで下さい。自然界の野生動物ではシーズーやペキニーズ、チンの様に眼球がとび出た動物というのはまずありえないでしょう。というのも犬というのは現代では人間の都合による選択交配から生まれた動物です。従って目が大きく、とび出るような形に作りあげたのも人間です。つまり自然界ではありえない形を作ったと言えるでしょう。つまりは人間が自然ではありえない部分をケアーしなければならなくなります。目の周りなどたえず清潔に保たないと目の周りをこする様になり、その時の少しの傷が眼球についたために失明というケースはいっぱいありすぎる程あるんです。ブーすけ君は当店で月に一度はトリミングにきてるのに眼球に傷を作ってしまいました。たえず清潔にしていても防ぎきれないのが現状と言えるでしょう。でもブーすけ君は幸せな子で眼球の傷を発見したらすぐに獣医さんに見てもらう事ができました。おかげで失明せずにすみました。
ホッ!

ホテルルームにて。

たえず陽気なチョッパー君とマッシュ君。何があっても人が大好きなポジティブな両犬です。

ホテルルームにて。

寂しがりやさんなので夜はつらいとレオン君。これから私と寄り添って寝ます。

2007年05月07日

ホテルルームにて。

お昼寝中のジルちゃん。私も連日の泊まりこみでいささか眠いです。これからジルちゃんの横で一緒に昼寝しま〜す。

2007年05月09日

ホテルルームにて。

一番好きな事はご飯と人肌とオモチャ遊びというサラちゃん。(オシリを向けている子)今オモチャ遊びに夢中です。

ショコラ君の筋肉に学ぶ事。

まったくもって私事の話しで恐縮ですが、最近疲労感が強く、朝起きた時の虚脱感がすごくあるんです。これは中年特有の肉体疲労なのか、はたまた血管系のやばい病気なのか心配になり病院に行きました。まだ検査の途中ですが、先日医者から言われた事は極度の筋肉の衰えだそうです。私の筋肉は人によっては七十歳の人の筋力以下なのだそうです。ショックでした。若い頃は野球にテニスにと下手ながらもスポーツは大好きでしたから。確かに今自分の太股や二の腕などをさわってみるとやわな感じがします。それに比べて写真のショコラ君の筋肉は立派です。張りと弾力があるんです。お散歩もしっかり行っているのがわかります。そういえばショコラ君はとってもアクティビティーな子なんです。これからは元気ハツラツをショコラ君から学び、ジムには通えませんが自宅での筋トレに励もうと思います。

2007年05月10日

シャンプーにて。

シャンプーはいいのだけれど爪切りは苦手というライカちゃん。通常のトリマーが爪切りをしたら恐らくライカちゃんは大抵抗をするでしょう。でもうちのモットウは犬に負担をかけない事です。ストレスをかけない様に優しく優しく作業をしました。

2007年05月11日

トリミングにて。

楽しそうな表情の中に、切なくなる様な抱きしめたくなる様な愛らしい目の色わかりますか?

ホテルルームにて。

左からニコちゃんハナちゃんミミちゃんです。みんな私のヒザの上をねらっています。猛ダッシュで来たい気持ちをおさえながらの他犬への気の使い方わかりますか?

ホテルルームにて。

この表情を見てるとお話しができそうな気がしませんか?私はこういう子とよくお話しをします。自分でも犬と話しをしている姿は少しこっけいかな?と思いつつ、不思議と会話が成立する時があるんです。

ホテルルームにて。

私は個人的にダルメシアンのボニータが大好きです。(写真左)頭が良く、謙虚さ、健気さ、ずるがしこい所があり、そのずるがしこい所をさりげなく隠そうとする所なんか笑っちゃう事もあり情の深い子なんです。

2007年05月12日

こたろう君の不思議。

こたろう君は私の車が近付いて来るのがわかります。音でわかるのか、臭いでわかるのかはわかりません。というのもこたろう君のうちは職人さんの出入りが多いために、私の車と同じ様な軽のワンボックスは頻繁に来るからです。なんで私の車が来た時だけ歓喜の声を出すのか不思議です。

2007年05月13日

シャンプーにて。

犬は三日で恩を忘れないと昔からいいますが、チャッピーちゃんがグルーミングの作業中体に力が入らないのはお互いが信頼で結ばれているからです。ほとんど一年ぶりに来てもこの信頼関係が保てるって犬はすごいですね。

シャンプーにて。

先程のチャッピーちゃん同様に久しぶりに来ても信頼関係で結ばれているチョコちゃんです。相手は皆犬ですが、いろんな地域に自分の心許せる友達がいっぱいいるっていいもんですよ。

シャンプーにて。

アリエルちゃんのカルテを見ると、去年も母の日にシャンプーでご来店くださいました事が書いてありました。シャンプーできれいになってママに甘える日ですね。

ホテルルームにて。

近い距離でカメラをむけるとなぜかおすわりをする小浪ちゃんです。

お散歩にて。

きちんとおすわりをして信号待ちのジジちゃんです。

ホテルルームにて。

甘えさせてーとジジちゃんです。

ホテルルームにて。

名前を呼ぶとゴムまりの様に跳んでくるアンちゃんです。

ホテルルームにて。

「早く遊ぼうぜ、接客終わったんでしょ!」と小浪ちゃんです。

2007年05月14日

トリミングにて。

トリミング作業のほとんどは信頼関係で結ばれていい状態なのに、顔にシャワーをあてるのが大の苦手なこうし君。これ以上顔シャワーのトラウマを作ってはとりかえしのつかない事(美容に際し犬に不可を与え続けると、その子はシニアになってから美容中にショック死します。この業界ではよくある話しです。)今日はシャンプーをとにかく時間をかけて作業しました。そのため私は腰が痛くなりましたが、なんとか次回につながるシャンプーができました。

ホテルルームにて。

同じチワワでも三者三様のノアちゃん、カイちゃん、リクちゃんです。

2007年05月16日

怖いチョークチェーンの使用について。

皆さんは愛犬とのお散歩に胴環を使ってますか、それとも首環を使ってますか?胴環や首環の使い方やメリット・デメリットは別の時にふれる事としてここではチョークチェーンについてお話しします。大型犬にチョークチェーンを使っている人を多く見かけますが、チョークチェーンはひとつ使い方を間違えると半身不随になってしまうという怖い道具なんです。あれは熟練したプロのトレーナーが正しく使って始めて効力を発揮するものであって、一般の人に使いこなせる代物ではありません。実際プロの美容師の私のレベルでは怖くて使っていません。怖いというのは簡単にケイツイを痛めてしまうんです。一度痛めたケイツイはなかなか直りません。チョークチェーンをつけて犬が行きたい方向に引っ張っている時よりも、むしろ人が犬を引き寄せるためにリードをグイッと引く時がもっともケイツイを痛める可能性が高いといえるでしょう。チョークチェーンを引っ張らないためのアイテムとしてセールストークを受け購入した人も多いと思いますが、あれは誤って使うと逆効果なんです。どうですか、チョークチェーンを使ったばかりに以前より引っ張る様になったという犬も多
いのではないのですか?犬の歩行をプロの私が見てみると、この子はケイツイを痛めているなって思う子はけっこう多くいます。またケイツイ損傷のために半身不随の子も多く見かけます。基本は簡単です。立場を変えてみればわかるはずです。あんな細いくさりが自分の首にまきついていたらって考えると嫌ですよね。犬と人とは痛覚の差はあれど嫌だなって思う感覚はいっしょですよ。

ホテルルームにて。

ちゃちゃちゃんと桃太郎君とうちの四男坊です。おかげさまで情操教育に役立っております。

首環について。

先程のチョークチェーンの続きです。今度は首環です。首環もチョークチェーン同様にケイツイを損傷する恐れがあります。犬がひとつの場所に長く臭いをかいでいる時に人が来てほしいところに引っ張る時が一番ケイツイを損傷する危険がはらんでいる時でしょう。犬が真剣に臭いをかいでいる時に無理に引っ張らないで下さい。その時はその子にとって大切な時間ですから。特にシニアになった犬は臭覚の感覚が鈍くなっているので、その子が満足するまで充分に臭いをかがせてあげて下さい。よく主従関係のためにあまり臭いをかがせずにリードワークをしようとする躾方法を耳にしますが、そんなのくそくらえです。立場を変えて考えて下さい、いっつもコマンドばかり与え続ける上司を尊敬できますか?主従関係とはいざという時に体をはって自分より弱き者を守れるかどうかで決まります。人もそういう上司を求めるでしょう。犬も同じです、普段からその子の気持ちや本能を尊重して倫としていれば主従関係のためのコマンドなんて一切必要なくなります。自然と犬の方から親分としてしたってくれるものです。首環は飼い主の手からリードそして首環へと安心を伝える物です
。しっかりあったサイズを選びましょう。

2007年05月17日

トリミングにて。

「ブラッシングは嫌なんです。」とハナちゃん。コッカーって通常の子より毛量が多いために毛がからみやすくブラッシングやコーミングを嫌がる子はすごくたくさんいます。特に足先です、指のまたの間にまで毛がびっしりはえているので足先のブラッシングを嫌がるのがコッカーの特徴ともいえます。そんなハナちゃんの特徴を知ってるのでブラッシングやコーミングは慎重にかつ柔らかく作業をします。すっごく神経を使う作業ですが私の柔らかい作業に応えてくれるハナちゃんの気持ちを裏切るわけにはいきません。美容の基本は心と心のキャッチボールですから。

胴環について。

昨日はチョークチェーンと首環についてお話ししましたが、今日は胴環の使い方についてお話ししちゃいます。散歩中に犬が引っ張って首が苦しそうだからという理由で首環ではなく胴環に変えたという人は多いのではないでしょうか?でも胴環って引っ張るための道具なんです。犬ゾリで有名なハスキーやマラミュートは必ず胴環をつけてますよね、胴環って常に引っ張って下さいという信号を送り続けている道具なんです。ただ盲導犬は別です。あれは特別な訓練をうけた子達ですから。まぁ首環で苦しそうにしているよりは胴環の方がいいかなって思います。でも気を付けてほしいのはパピーの頃に胴環は使ってほしくないんです。生後六ヶ月までは骨格が形成される大切な時期です。その時期に胴環を多様したために前足がブルドックの様にオウキャクになってしまった子を私はたくさん知っています。一度オウキャクになってしまった足はよほどの整形手術をしない限りもとにはもどりません。特にシーズーやダックスにオウキャクになりやすい傾向が見られます。何を選べばいいのかわからなくなってしまいますがだいたいはその子が満足するだけの充分な運動量と時間を用せば
首環がその子の求める物となるはずです。

2007年05月18日

のびるリードについて。

連日チョークチェーンや首環・胴環についてお話ししましたが、今日はリール式ののびるリードについてお話しします。犬をおもいっきり自由に遊ばせたいと思うのは当然の事でしよね。そのためにのびるリードを購入された方も多いのではないでしょうか?でも犬はのびるリードで満足しているでしょうか?名前を呼んだ時にこっちに来てもらうためのトレーニングのアイテムとしては効果を発揮しますが、のびるリードを使っても結局のところ3Mや5M行ったところでそれより前に進めなくなるのが当然ですよね。結果犬としては行きたい所へ行けなくなるのが目に見えてわかりますよね。リードの考え方の基本は命綱であると考えて下さい。ちょうどロッククライミングの命綱といっしょです。いざという時に犬を危険から守るだけの道具なんです。理想的なお散歩の光景はリードはたえずだらーんとたれていて、ちょうどJの字になっているのがいいんです。犬が引っ張ってしまうには必ず理由があります。その子にあった充分な運動量と好奇心を満足させる事。それとなによりも大切なのが飼い主と犬との楽しいと思えるコミュニケーションです。コミュニケーシ
ョンをはかるためにごほうびを右手に持ってこっちの顔に注目させ、その顔は喜びにみちあふれている、君といっしょに散歩ができる事が何よりも嬉しいんだという事が犬にわかってもらえれば、犬は自然とリードを引っ張る事なく飼い主の顔を気にしながら歩いてくれる様になるでしょう。野犬やオオカミの群れを観察していると誰も群れから離れようとはしない事がわかります。そこにはリーダーからのコマンドはひとつもなく信頼関係だけが唯一の絆であり、群れからはぐれては生きてはいけないという共生関係にあるわけです。したがってどうしてもお散歩中に引っ張ってしまう子がいたら山かどこかのハイキングコースにでも行き、体を動かした事に満足した後にいっぱい目を見て話しかけ、体をいっぱい触ってコミュニティをとってみてください。そうすると犬は心も体も満足して引っ張らなくなります。要は人間の都合を押し付けるのではなく、相手の気持ちを満足してあげる事を考えればいいのです。でなければ共生関係とは言えないでしょう。したがってその子に首環がいいのか胴環がいいのかは人間の都合を一切捨てて犬の気持ちに向き合って考えると答えがでてきます
。一番大切なのは犬って常に飼い主の喜ぶ顔を求めるって事です。

シャンプーにて。

久しぶりにご来店のふうちゃん・かいちゃんです。古くからのお客様ですが久しぶりのご来店とあって今日の来店当初はとまどいがあるようでした。したがっていきなり美容の作業には入らずに私も部屋に寝そべりコミュニティを充分にとってからグルーミング作業に入りました。皆さんも子供の頃に経験があるかもしれませんが、親に連れられて親戚かどこかの家に行った時になかなか自分を表現できなかったって事ありませんか?そんな時に優しいおばさんに声をかけられてそのおばさんの側にいるとだんだんに自分を表現できる様になったって事ありませんか?今日のふうちゃん・かいちゃんがまさにそれです。シャンプー前にコミュニティをとり美容の作業中に信頼感を与えたので写真をとっている今は私に近ずきすぎて思う様に写真がとれない程に自分を表現できる様になりました。

2007年05月19日

トリミングにて。

こじろう君は対相手に落ち着きをもたせようとする事のできる天才です。こじろう君は美容の作業中に彼自身が苦手と感じる所、顔ドライヤーや爪切りに作業がおよぶとわざと体の力をぬくんです。そんなこじろう君を見て私はインドの犬の話しを思い出しました。私の知人の獣医師が何年か前に狂犬病ワクチンの普及のためにインドに渡った時の事です。インドの犬達は獣医師がワクチン注射をうつために犬の首をつかむと全ての犬が例外なく体の力をぬいたそうです。体の力がぬける意味は、こんなに無抵抗なんだからこれ以上の事はしないでくれという意識の現れなんです。インドの犬はほとんどが野犬状態で、生まれてからずっと犬同士の群れの中で生活しています。したがって群れの中において、挨拶の仕方や喧嘩の仕方も心得ているわけです。自身が危険であると感じた時に体の力をぬくという本能をまざまざと持っているのがインドの犬達です。逆に日本の犬達はほとんどの場合、社会化をつむ大切な時期に商品として隔離されて育つためにそういった本能を持ちあわせていない子が多いのが現状です。こじろう
君の生い立ちをうかがってみると、こじろう君も早くから親元を離されたそうです。先ほどの体の力がぬける行為は親・兄弟または群れの中の先輩犬から学ぶものですから、そういったキャリアのないこじろう君がこの行為ができる事自体天才的といえるでしょう。

2007年05月20日

トリミングにて。

私の苦手は顔カットと前足のブラッシングというチロルちゃん。君の気持ちはわかるよと私。チロルちゃんの言葉を尊重すべく、いい仕事ができました。

ホテルルームにて。

体を動かしている事が好き、人にかまってもらっている時が好き、何よりも生きている事が幸せ。という事を体いっぱいに表現してくるココ君です。

2007年05月21日

ホテルルームにて。

にぎやかな一日の始まりです。

トリミングにて。

ブルー君(写真左)の美容の苦手は耳掃除と爪切りです。恐らく過去に何らかのトラウマがあるのでしょう。ですが私は今日ブルー君の美容を信頼関係を維持しながらすんなり作業を終える事ができました。彼を美容する時のコツは心と心のキャッチボールとでもいいましょうか、彼が苦手と思える作業に入る前に私は心の中でつぶやきます。絶対に痛くしない事、少しづつスライスしながら爪切りをする事など、ごめんとありがとうの気持ちといっしょになるべく具体的にどんな作業をするかを心を通して伝え、それを裏切らない作業をすれば私を信用したままの状態が保てるんです。皆さんの中には本当かよ?って疑われるかもしれませんが犬って人よりも心が伝わりやすい存在なんですよ。一度やってみて下さい。全ての欲を捨てその子の気持ちに同化すると相手も理解してくれますから。

本当は平和主義者ですよ。

ロマノフ君を私がお散歩すると、彼は遠くにいる犬でも近くにいる犬でもとにかく威嚇と攻撃行動にでます。それはそれはすごいけんまくで怒るんです。不思議な話しですが、彼をこのホテルルームに放すととてつもなく落ち着いているんです。他犬との挨拶の仕方や他犬に対しての癒しを送る行動は完璧なんです。ロマノフ君とは古い付き合いなので、彼はこの店内で何十いや何百という犬達と触れ合っていっしょに生活をともにしたキャリアがありますが、彼は一度たりとも他犬と喧嘩した事はないんです。実はこういうタイプの子は多いんです。散歩中はいくら攻撃をしかけても相手が来ないのを知ってるんでしょうね。それに相手が万が一来たとしても私が体をはって彼を守りぬくという事は暗黙の了解でわかっているだろうし。この店内ではどの様に自分が振る舞うのが一番安全か心得ているのでしょうね。

ホテルルームにて。

「今何食べてきた?口からいいにおいがするぞ!」とゆきち君。

2007年05月23日

ホテルルームにて。
いつでも陽気なニコちゃん。ニコニコで名前負けしてません。

ホテルルームにて。


お母さんと離れてもこうして笑顔で答えてくれる犬を尊敬します。

お散歩です。


青空の下でお散歩は気持ちいいものです。

2007年05月24日

トリミングにて。

最近暑いくらいの日が続きますからね、サッパリカットのベルちゃんです。

ホテルルームにて。

名前を呼ぶとさっそうと登場のジャズ君。皆さんは好んで血統証つきの子をおもとめになられる方が多い様ですが、ミックス犬もなかなかキュートでしょ。

ホテルルームにて。

最近ブログの写真が横になったり逆さになったりで見にくくて申し訳ありません。どうもIT関係は苦手でして、私の頭脳は昭和から進歩していないようです。常連さんのジル君を試し撮りしちゃいました。

トリミングにて。

さっぱりサマーカットのリリーちゃんです。今までリリーちゃんの美容のコツは、リリーちゃんの集中力の持続時間だと思っていたのですが今日は違いました。作業時間を短くする事よりも私の左手の柔らかさをリリーちゃんは求めていたんです。まぁ猫ちゃんはその日その時によって気分が違う時があるので今日のやり方が次回にできるかというと難しいところですが、日々相手の気持ちを考えながらの美容は神経疲れはするものの、心地いい疲れで楽しいんですよ。リリーちゃん次回もいっぱい心の声を聞かせてね。

ホテルルームにて。

血のつながりはなくてもにている二頭です。

ホテルルームにて。

若く見えますか?シニアに見えますか?答えは今年で十一歳のクリス君です。

2007年05月25日

信じられません。

キララちゃんは美容に対して極度のトラウマがあります。特にバリカンの音と振動が大の苦手で、もし顔付近や足にバリカンがおよぶ様であれば狂い死にするかと思う程にバリカンを受け付けてくれませんでした。キララちゃんはずーっと私が担当していてだいぶトラウマ状態もよくなり、心の傷もだいぶほぐされた様になりました。でも今日、半年ぶりにトリミングのために来店したキララちゃんは全身フエルト状態の毛玉だらけで来ました。ここまでの毛玉だとどうしても体にバリカンを入れるしかなく(歩行が普通にできるのが不思議なくらい、全身が毛玉でつれている状態でしたから。)バリカンはきっと受け付けないだろうし、かといってバリカンしか方法はないし、他の美容師ではトラウマを増長させるだろうし、もう一度押さえつけトラウマを作ったら人間不振となり一生美容を受け付けない子になるだろうし、美容のために麻酔なんてできないし、、、本当に困りました。決して無理をしない範囲でできるところまでやろうと思いバリカンをあててみました。なんと驚いた事にキララちゃんは私のバリカンの作業をじっとして受け身でいてくれるではありませんか!キララの声が聞こ
える気がしました。「痛い事しないで!怖い事しないで!私もおとなしくするよう頑張るから優しくして下さい!助けて下さい!」たしかにその言葉どうりにキララちゃんは頑張っている、耐えているという感じがしました。私はキララの心を傷つけないために、それこそ全身全霊っていった感じで神経を使い作業をしました。そのためキララちゃんは最後まで私を信頼してくれて作業を終了する事ができました。普段ならば自信過剰な私ゆえに自分のレベルの高さに思いをはせるところですが、私はここまでの極度のトラウマの子を落ち着かせて作業をした実績がなく、美容を終えた今ですら自分ができた事に信じられません。この半年の間に飼い主の方のトラウマを無くすための日々の努力があった事はわかるのですが、それにしても心と心の美容というか、犬の叫びを理解するというか、やっぱり自分の技術・犬の許容量などどれを考えてみても不思議な限りです。なにはともあれキララの心に傷をつけない作業ができた事は私の最も求めるところであり、一番うれしい事とです。

2007年05月26日

ホテルルームにて。

前回写真が逆さまになってしまったリベンジ写真のジャズ君です。今回長期のお泊まりです。

いいシャンプー剤とは。

シャンプー剤の善し悪しの基準はいっぱいあります。PHであったり、良質な海綿活性剤であったりと様々ですが、ここでは洗浄力についてお話しします。犬は体からたえず脂分がでています。その脂分は犬の健康上必要な物です。漂白効果の高いシャンプー剤はたしかに綺麗になるものの、その脂分を全て取り去ってしまいます。白い毛の犬の場合、白い毛が青みがかって見えてしまう程の洗浄力の強いシャンプー剤が市販ではいっぱいでまわっています。そういうシャンプー剤の方がユーザーに人気があるからです。でもそれでは犬のためとは言えません。たとえば日本猿が真冬の雪の降る中で露天風呂につかった後でも湯冷めしたり風邪をひいたりしないですよね、また海や川に飛び込む水鳥も羽毛が濡れて飛べなくなるなんて事はないですよね。それは全て体から出ている脂分がお湯や水を皮膚に浸透させなくして皮膚を守っているんです。素晴らしい動物の自然な力ですよね!犬のためになるシャンプー剤とは適度に汚れを落とし適度に脂分を残すという物がいいシャンプー剤と言えるでしょう。犬種や個体の差により脂分の量の出方や質が違うため、その犬その犬によってシャンプー剤の
種類や使い方
もまちまちですが、洗った後にまるで中性洗剤でも使ったかの様にごわごわした感じのするものは要注意です。そういったシャンプー剤は薄めて使いましょう。


2007年05月27日

ホテルルームにて。

うちの三男坊を中心に左からココア、クリス、さくらちゃんです。

トリミングにて。

シュナウザーが美容に対するトラウマが多い事はこのブログ内でも再三お伝えてしてきましたが、写真のセイバー君は完璧に何のトラウマもありません。これはブリーダーさんから美容師など今までセイバー君に接してきた人が優しくセイバー君を扱ってきた事と、何よりも飼い主の方のセイバー君の個性を充分に理解された愛情と日々の優しいブラッシングのおかげと言えるでしょう。犬は飼い主を選べません。セイバー君はとっても幸せな子であるという事が美容を通じてわかりました。

トリミングにて。

早くから親元を離された子は安心という母性愛が養えないために、大人になってからも世の中の全てが恐怖と写ってしまう事は過去のブログでもお伝えしてきましたが、それともうひとつ、早くから親・兄弟から離された子はいつまでも兄弟との遊びを求め続けます。写真のクリスピーちゃんの遊びの誘い方がまさにそれでした。遊びの中で好奇心を満たそうと真剣なんです。やはりこういう時は美容時に相手の好奇心につきあったやり方というのが役にたちます。そのやり方は過去にこのブログにものせたマルチーズのパピちゃんで勉強させてもらっので助かりました。やっぱりトリマーは何十年やっても日々勉強、そして初心忘れるべからずですね。

2007年05月28日

耳の炎症。

皆さんは中耳炎や外耳炎を経験された事ってありますか?あれは痛いですよね?私も子供の頃に経験しましたが、痛くて涙した事を覚えています。写真のさくらちゃんが首を振った時に耳に何らかの疾患がある事がわかりました。やはり犬も耳の炎症時には痛いわけですから首をおもいっきり振るのができなくなります。案の定さくらちゃんは左の中耳が赤くなっていました。こうなったらやはり獣医さんですね。ここで耳の炎症の発見の仕方をお教えします。〓顔が左右どちらかに傾いている。〓耳の下を後ろ足でよくかいている。〓じゅうたんや床に耳の下をこすりつけている。〓耳から異臭がある。〓のつけねを手でもむとくちゃくちゃと水が入っている様な音がする。〓耳を触るのを嫌がる。〓外耳に黒い耳あかがある。〓首を振る時の振り始めがゆっくり振り始める。〓頻繁に首を振る。以上のような行動があったら迷わず獣医さんへ行って下さい。少しでもほっておくと取り返しのつかない事になります。あとこのブログを読んでいるトリマーさんへアドバイスです。美容中に少しでも耳の疾患を発見したら、何もいじらずに獣医さんに診せる事を勧めましょう。百戦練磨を積んだトリマ
ーといえど医学は素人です。少しの炎症をトリマーがいじったために症状が悪化して、現代医学では治せなくなった実例が日本にはごまんとあります。お宅に美容にだしたから耳が治らなくなった。責任とれ!告訴だ!なんて話しはこの業界ではよくある話しなんですよ。

トリミングにて。

パピーのチョビちゃんを当店にて二回目のトリミングです。今が今後の美容を受け付けるか嫌がるかを決める大切な時です。心して作業し今日もいい仕事ができました。お客様によく言われる事なんですが、うちの子にいっぱい神経を使っていただいて申し訳けない。と言われるんですが、そんな事全然気になさらないで下さい。確かに連日とてつもなく神経を要しますが、相手は心深き生き物です、当然な心使いと思っているし、私はもうこのやり方しかできないし、毎日犬の声を聞くのは楽しいんです。

2007年05月29日

耳の炎症について。

昨日に続いて耳の炎症のお話しをします。日本の犬達は耳の炎症の子がすごく多いんです。私の知人でスイスの犬事情に詳しい方から聞いたのですが、スイスの犬は耳に炎症をおこしている子がほとんどいないと聞きました。この日本とスイスの差は日本独特の高音多湿が影響していると考えます。他にもシャンプー剤が耳道を刺激したり、日々食べている食材によるアレルギー反応であったりと原因は様々ですが、ここでは耳道にはえた毛の処理について考えます。シーズーやマルチーズ、シュナウザーといった犬種は耳の穴に毛がはえてきます。こんな耳道に毛がはえるなんて自然界ではありえません。これも人間が勝手に選択交配したためにできてしまった事なので、人間がケアしないといけません。耳の穴にはえた毛を抜くかそのままにするかという意見は獣医師の間でも真っ二つに別れます。「毛を抜いて清潔を維持しないから炎症をおこすんだ。」という意見と「なまじ毛を抜くから毛穴に小さな傷ができ、それが原因で炎症をおこしてしまうんだ。」という意見です。日本の獣医師は多くが前者の考えの様ですが、私はどちらかというと後者の考えにあります。その犬の耳道の毛のはえ
かたや皮膚の弱さ、それと毛を抜く事のトラウマ度により、抜いたり、切ったり、いじらなかったりとそれぞれに応じて作業の仕方を変えています。獣医とトリマーでは働く畑が違うので考え方も違ってしかりと私は考えます。予防医学のために毛を抜く事は大切ですが、そのために痛がる思いを与えトラウマを作ってしまう事を私は重要視します。耳にできた炎症は抗生物質やステロイドで治りますが、毛を抜かれた痛さのトラウマという心の傷は治らないからです。耳のトラ